ドラッグストア内(併設)でクリニックを開業するメリット

クリニック開業・運営メディア『カイミー 』です。

今回は最近目にする機会も多い

『ドラッグストア内(併設)でクリニックを開業するメリット』

といったテーマでまとめさせていただきました。

クリニックを開業する際の新しい選択肢として、ぜひご覧くださいませ。

目次

コンビニにはないサービス『処方箋調剤』

一昔前のドラッグストアといいますと、その名の通り市販薬やサプリメントなどが主に販売されておりました。

ただ、現在ではそうした医薬品等以外にも、

・文具や水廻りアイテムなどの日用品
・卵や野菜、お弁当などの食料品

と商品ラインナップも非常にバラエティに富んでおり、コンビニのような品揃えがされるようになっております。

そうした中、競合がコンビニとなったからか、差別化としてすすめられていると感じる点が、『処方箋調剤』となります。

コンビニでも一部医薬品が置かれている店舗はありますが、『処方箋調剤』のサービスはコンビニにはないドラッグストアの強いサービスとなります。

主流になっていく?ドラッグストア併設クリニック

wwwwwwwwwwwwwwwwwww

新たにできるドラッグストアでは、よくオープン予告看板として

『クリニック開業オーナー様募集中』

といった看板広告を目にします。

それだけドラッグストアチェーンがクリニックの開業支援へ力を入れていることがわかります。

これまで、クリニックの開業は建設会社や医療系のコンサルタントによる開業支援が多かったかと思いますが、そこへ新たにドラッグストアの運営企業も参画してきた構図となり、この流れは今後も加速していくかと思います。

ドラッグストア側がクリニック開業支援を行うメリット

クリニックを開業する際に、外せないポイントの一つに門前薬局と呼ばれます院外処方の調剤薬局を作ることです。
医薬分業となったことを機に進んだこの形態は、クリニック開業の際に注意するポイントとなります。

そうしたポイントにうまくマッチしたものが、ドラッグストア併設のクリニック開業支援となります。

ドラッグストア側は新設するドラッグストアの店舗へクリニック用のスペースも確保をし、開業までの必要な各種支援を行う。

そして、門前薬局としてドラッグストアの調剤薬局をクリニックには使用してもらう。

ドラッグストア側としてはクリニックが入ることでコンビニとは明確に差別化も図ることが可能です。

開業するクリニック側のメリット

開業するクリニック側にもドラッグストア併設による大きなメリットがございます。

ドラッグストアの集客力が利用できる

歯科クリニックの数がコンビニよりも多いと言われるように、

様々なエリアですでに多くのクリニックが運営されております。

その為、クリニックを新たに開業する際には、数ある競合に勝てるような集患を行わなくてはなりません。

そうした集客力の点では、周辺エリアの多くの方が集まるドラッグストアに併設できる点は非常に大きなメリットとなります。

特にクリニック開業時には、なかなか早期に認知度を高めることは難しいですが、ドラッグストアのオープンと同時に開業ができれば、早い段階でクリニックの存在を認知していただくことができ大きなメリットとなります。

ドラッグストアの薬剤師と連携が取れる

ドラッグストア併設のクリニックでは、クリニックの医師による症状等の説明を受け、処方されたそれぞれの薬の説明等はドラッグストアの薬剤師が行う形となります。

ドラッグストア側が開業を支援したクリニックとなりますので、当然ながらクリニック側の力となれるような連携が取れるようなサポート体制を期待することもできるかと思います。

例えば

・患者様が現在服用されている薬との相性が問題がないか
・食事面などへの相談サポート

など、クリニック側の医師が本来おこなうような部分も、開業支援をしているドラッグストアの力を借りることができます。

医師の数も限られたクリニックでは、そうした部分をサポートしてくれる存在があれば、その分の時間をクリニックの経営や診療へ当てることもできますので、そうしたサポートメリットは非常に大きいです。

ドラッグストア側の様々な支援が期待できる

集客や開業までのサポート以外にも、全国展開されているドラッグストアでは様々な事業を展開されている企業様も多いでうす。

例えば、介護サービスを運営されている企業様であれば、力を借りることで、そうした地域医療へ幅を拡げていくことも可能かと思います。

また、ドラッグストアを出店される場合には、その商圏に対してのリサーチなどもしっかり行われているかと思いますので、そうした点からも、また多くのクリニックを開業へ導いた地検などからも様々な有益な提案を受けることができるかと思います。

ドラッグストア併設によるデメリット

最後に主なデメリットも挙げていきたいと思います。

クリニックの外観等への自由度は高くない

自分のクリニックを開業される際には、その外観や内装もこだわったデザインへしたい。

そうした希望も多いかと思います。

ただ、ドラッグストアへ併設されたクリニックの場合は、外観はドラッグストアへ合わせた形で設計がされますし、内装等もゼロからクリニックを建てていく場合と比較すればその自由度は高くはありません。

ドラッグストア側の経営リスク

仮にドラッグストア側が倒産やそのエリアから撤退となった際には、その影響は非常に大きく、そうしたドラッグストア側の経営リスクの問題は大きなデメリットであるかと思います。

まとめ

今回は最近目にする機会も非常に多い、ドラッグストア併設のクリニックについて背景やクリニック側のメリット等をまとめさせていただきました。

基本的にはメリット面も非常に多く、特に集客・認知度といった点は、常に多くのお客様が来店されるドラッグストアからの恩恵は大きなものがあるかと思います。

クリニック開業をされる際の一つの選択肢として、良いのではないでしょうか。

当サイトのカイミーではクリニック開業や運営に役立つ情報を随時発信しております。
クリニック開業につきましては、
土地探しから建物設計、クリニックのブランディングなど幅広くサポートさせていただいております。

ぜひご相談等ございましたらお気軽にご連絡いただきましたら幸いです。

また、定期的に当サイト『カイミー』も更新をしておりますおでぜひチェックいただきましたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次