クリニック開業・運営メディア『カイミー 』です。
今回はクリニックで働く薬剤師について、
その年収や仕事内容をまとめてみました。
よろしければぜひご覧くださいませ。
病院とクリニックの違い
病院で勤務する薬剤師。
クリニックで勤務する薬剤師。
それぞれどのように違うのでしょうか。
大きな違いとしまして、
クリニックは19床以下の入院設備のある医療施設、
もしくは入院の設備がない医療機関となり、病院よりもクリニックは規模が小さい点が大きな違いとして挙げられます。
その為、クリニックで勤務する薬剤師は、
一般的には来院する患者様の数も大規模な病院とは異なる為、病院ほどの激務になることは少ないとされております。
クリニックの薬剤師は様々な業務を行う
規模の大きな病院では、調剤・服薬指導と複数名の薬剤師が担当する形が一般的となります。
それに対し、クリニックではそれら業務を一人の薬剤師が行うケースが一般的となります。
また、そうした業務以外にも
・医薬品の発注や検品業務
・処方箋の入力業務
・レセプト作成業務
といった事務仕事も併せて行う必要があります。
そうした点から業務の幅という点ではクリニックで働く薬剤師の方が多いとされます。
ただ、多くのクリニックは総合病院とは異なり、単科で運営をされておりますおで、薬剤師が扱う医薬品の種類は少なくなります。
ということで、
クリニックでは大規模な総合病院のように、多くの医薬品を日々扱うことでの精神的ストレスはなく、そうした業務以外にも事務仕事等幅広く行えることから、臨機応変に日々働きたい方には非常に適した職場となるかと思います。
クリニックでは患者さんとのコミュニケーションが重要に
総合病院とは違い、
服薬指導の業務ではクリニックは患者さんとのコミュニケーションをとる機会が多く、そうしたコミュニケーション能力がクリニックで働く薬剤師には求められます。
その為、そうした一人ひとりの患者さんと信頼関係を結びながら日々業務を行いたい方には向いている職場となります。
クリニックで働く薬剤師の年収は400万円前後
クリニックで働く薬剤師の一般的な年収は400万円前後とされております。
基本的に働く医療機関の規模によって、薬剤師の年収は上下しますので大規模な総合病院の場合はこの年収よりも上となるケースが多いです。
ただ、この年収はクリニック毎に当然異なりますので、クリニック勤務であっても任される業務や担当の度合いによっては病院で勤務する薬剤師の年収以上となることはあり、年収だけではどちらにメリットがあるかはケースバイケースとなります。
まとめ
今回はクリニックで働く薬剤師について仕事内容や年収などをまとめてみました。
ポイントとしては、
クリニックの方がより地域に密着した部分や、限られた患者様へ密なコミュニケーションが取れる環境といった点かと思います。
その為、より接客の要素が強い職場とも言えますので、そうした部分へやりがいを感じる方にとっては、クリニックで働く方がメリットを感じられるかと思います。
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